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近すぎて、遠い
挿絵 :様|幻冬舎コミックス ルチル文庫|2013/12
自動車事故で両親を亡くした浅川和。同じ事故で自らも右脚に後遺症を抱え、退院後は姉夫婦の住まいに身を寄せていた。ある「事件」をきっかけに居場所を失くし途方に暮れる和に、幼い頃から慕う又従兄弟・理史が同居を申し出てくれる。一緒に暮らし始めて以来、過保護なまでに和を気遣い甘やかす理史。次第に理史への思いを募らせていく和は…?
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好きになりなさい
挿絵 : 葛西リカコ様|大洋図書 shynovels|2013/10
母親の疵護者であった宮原が亡くなった十七歳の夏、宮原の秘書だった有木に、史哉はある取り引きを申し出た。母さんにはなにもしないでほしい、代わりに、自分を好きにしていいから、と。病がちな母親を守るため、必死に考えた結果だった。有木と知り合ってからの時間は長いものの、史哉は彼がなにを考えているのかまったくわからなかった。そんな史哉に有木は取り引きの意味を確認し、その証としてキスをする。そこから先は二十歳になってからだと告げて。有木がなにを考えているのかわからず苛立ちを抱えたまま、史哉は二十歳の誕生日を迎えることになり!?
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不器用な告白
挿絵 :高星麻子様|幻冬舎コミックス ルチル文庫|2013/7
洋食屋「はる」のフロア責任者・友部一基は、犬猿の仲だった一つ年下のシェフ・長谷遥と晴れて両想いとなり、密月を過ごしている。あるひ、一基のブラコンな弟・祥基が、大学の夏休みの間「はる」でバイトをすると上京。一基の家に居候し始めた祥基に邪魔され、二人の時間を過ごせず不満そうな長谷を気にしつつも、祥基を突き放せない一基は……?
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好きにならなくてもいい
挿絵 : 葛西リカコ様|大洋図書 shynovels|2013/6
叔父のギャラリーで働く乾 大和の前に、ある日、田宮と名乗る男が現れた。
対人関係が苦手で、感情が顔に出ない大和は、これまで誰かに恋をしたことがなかった。
そんな大和に、田宮はある提案をする。
実験のつもりで恋愛してみないか、と。
怖くなるほど甘やかしながら、時折意地悪く焦らしてはまた優しくする。
そんな田宮に溺れていく大和だったが、あるきっかけで田宮の秘密を知り……!?
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愛情コンプレックス
挿絵 : 穂波ゆきね様|大洋図書 shynovels|2013/3
高校三年になる日比野尚志には秘密の恋人がいる。
小説家で血の?がらない兄の俊和だ。
家にいる時は兄と弟として、家を出たら恋人として過ごすのだ。
でも、尚志には気になることがあった。
尚志にとって俊和は初めての恋人だけれど、俊和はそうじゃない。
いつも一緒にいたいのは自分だけ?
恋愛にどんどん溺れていく尚志だったけれど!?
『溺愛コンプレックス』も収録! |
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ブラザーコンプレックス
挿絵 : 穂波ゆきね様|大洋図書 shynovels|2012/12
高校二年生の日比野尚志には自慢の兄と弟がいる。
人気小説家の八歳年上の兄・俊和に、
ぶっきらぼうだけど優しい一歳年下の弟・裕介だ。
ふたりともかっこよくて、女の子に人気がある。
一方、尚志はというと、どこからどこまでも普通だった。
友人からはブラコンだとからかわれることもあったけど、
裕介は大切な可愛い弟だし、兄の俊和にはなんでも話すことができた。
だから尚志も俊和のことならなんでも知っているつもりだった。
だけど、ある朝、尚志は俊和に男の恋人がいることを知って!?
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言葉にならない
挿絵 :コウキ。様|幻冬舎コミックス ルチル文庫|2012/11
バイトの上司でもある恋人と喧嘩をして、身一つで追い出された大学生・譲原直人。
偶然居合わせた隣人の周防京史に呆れられつつ荷物を取り返してもらったが、翌日直人は恋人から別れを告げられ、バイトもクビになってしまう。
そんな場面を再び目にした周防から勤務先の調査事務所を紹介されバイトを始めた直人だったが、次第に周防に惹かれ始め……
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恋愛未満
挿絵 : 雨澄ノカ様|大洋図書|2012/09
トップスタイリストとして働く瀬川渉は、
二年に亘る長期出張から住み慣れた東京に戻ってきた。
そこには、穏やかな笑みを浮かべて渉を迎える支倉の姿があった。
八年前に妻を失った支倉と、二年前に恋人と別れた渉は、
どれほど肌を重ねても恋人ではないことを、
互いの上に気持ちはないことを承知したうえで、
いけないと思いつつ、関係を続けていた。
でも、自分がきっかけで始めた関係に罪悪感を抱いている渉は、こ
れ以上支倉に甘えていられないと
友人という立場に戻る決意をするのだが……
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ぎこちない誘惑
挿絵 : 陵クミコ様|幻冬舎コミックス ルチル文庫|2012/6
退っ引きならぬ事情で、加藤嘉仁というひと回り年上の男を誘惑しなくてはならなくなった苦学生・廣末槙。まずは加藤の行きつけのカフェにバイトとして潜入、接触の機会を窺うことに。そんな折、ふとしたきっかけで加藤から人好きのする笑顔を向けられ、槙は戸惑いつつ親しくなっていく。いつしか「誘惑」のことも忘れ加藤に惹かれるが……?
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恋愛以上
挿絵 : 雨澄ノカ様|大洋図書 shynovels|2012/5
「本当のことを教えてほしい。十年前、何があった?」
かつての親友、遠山からそう訊かれたとき、河埜隆は言葉を失った。高校の卒業式の翌日、河埜が遠山の前から姿を消したのは、眠っている遠山に思わずキスしてしまったのを、気づかれたと思ったからだった。意図しない再会の後、もう一度友人としてつきあうようになったふたりだが、河埜は終わっていたはずの気持ちが育ち始めるのを自覚し、このままでは友人というポジションさえ失うのではないかと再び遠山を避けるようになり…… |
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