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既刊詳細 /6 / 5 / 4 / 3 / 2 / 1
きみの背中を見ている優しい檻あなたの声を聴きたい年下の男親友と恋人と
好きと言えない弟の親友名前のない関係『コイビト』帰る場所
きみの背中を見ている
挿絵 : あさとえいり様|大洋図書 shynovels|2007/03
ずっと好きだった親友の結婚式の日、嶋津一哉は、酔った勢いで見知らぬ男と一夜をともにしてしまう。夢だと思いたい。けれど肌に残る痕がなによりの証拠だった――
数か月後、一哉はある事情から親友の弟・西藤成章と同居することになる。成章は一哉がどんなに素っ気ない態度を見せても懐いてきて一哉のペースを乱す。そんな成章にいつしか一哉も心を許すようになっていった。だが、ある日、成章の背中に見覚えのある傷痕を見つけてしまい!?
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優しい檻
挿絵 : 佐々木久美子様|大洋図書 shynovels|2007/01
ある冬の寒い日、橋本樹は彫刻家・常盤正嗣の工房を訪ねる。樹が秘書を務める山辺泰之のもとへ常盤を連れていくために。だが、山辺の愛人として知られる樹へ常盤の態度は冷たかった。まっすぐな瞳で樹を好きだと言ってくれたのはもう遠い過去のことなのだ。常盤は病床の山辺が自分を後継者に選んだことを知ると、山辺のものは好きにしていいはずだと無理やり樹の身体を奪い、そのまま閉じこめるように樹を工房に留める。まるで意思のない人形のように扱われながらも、常盤への気持ちがあの頃からすこしも色褪せていないことに気づいた樹は…!?
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あなたの声を聴きたい
挿絵 : 街子マドカ様|幻冬舎コミックス ルチル文庫|2006/11
訳あって中1から祖母と暮らしていた中里亨は、祖母を亡くし一人暮らしの大学生。ある日、宅配バイトの配送先の家で悲鳴を聞き駆けつけたところを、帰宅した早見貴之に早見の祖母・春梅を襲ったと誤解される。春梅の話から誤解も解け、亨は春梅に頼まれ家に通うことに。次第に早見に惹かれ戸惑う亨は、思わず酷いことを言ってしまい…。
スピンオフ [ 本当のことは言えない ]
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年下の男
挿絵 : 高久尚子様|大洋図書 shynovels|2006/03
逃げなかったじゃないですか――
大澤敬と館上の出逢いは最悪だった。通勤電車で敬は館上から痴漢と間違えられたのだ。その数十分後、ふたりは上司と部下として再会する。おまけに、どんな偶然かふたりは同じアパートの隣人でもあった! 気の強い敬に、人の好い、そのくせ複数の男女とつきあう館上。対照的なふたりだったが、いつしか親しくなる。ところが、酔った勢いで寝てしまったことからふたりの関係は激変してしまい―。
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親友と恋人と
挿絵 : 高宮東様|大洋図書 shynovels|2005/10
「中司さん、好きな人がいるんだって」
お人好しな佑一と無愛想だけど女にもてる中司。学部も違えば、外見も性格も異なるふたりだが、周囲からは親友同士と認められていたし、お互い隣にいるのが当たり前になっていた。けれど、佑一が中司への気持ちを意識したときから、ふたりの間には見えないズレが生じた。あいつのこと、なんでも知っているつもりだったのに…なにも知らなかった…!?  意識した瞬間、すべてが変わる―親友同士のすれ違いラブ・ストーリー。
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好きと言えない
挿絵 : あさとえいり様|大洋図書 shynovels|2005/02
十五歳の秋、晴は父親を亡くし、子どものころ別れたきりの母親の再婚先・柚木家で暮らすことになる。誰からも必要とされてこなかった晴は、誰かに甘えることなど知らずに育った。自分を捨てて家を出た母親には反発しか感じない。そんな晴に、柚木家のひとり息子で、大人でもある慶司は保護者のように振る舞う。
オレのことなんかほっとけよ!  意地になる晴だったが、慶司から冷淡にされると悲しくなる自分に気づいていた…コドモとオトナの甘くて切ない恋物語。
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弟の親友
挿絵 : 佐々成美様|大洋図書 shynovels|2004/10
身代わりでもいい、なんて、どうして思ったのだろう?
医療機器会社に勤める藤崎航は、営業先の病院で、高校時代の後輩で弟・孝史の親友でもあった伏見尚宏に再会する。かつて伏見が孝史にふられたところに、航は居合わせたことがあった。弟と伏見の関係がそれきりになったことも知っていた…。再会した伏見の逆鱗に触れ、無理やり抱かれるようになる。なし崩しに続く関係。埋め込まれていく悦楽の種。どうしてこんなことに? 自問しながらも関係を続ける航だったが…。
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名前のない関係
挿絵 : 夢花李様|白泉社 花丸ノベルズ|2003  文庫化
男には抱かれるが妻子持ちはお断りという美貌のバーテンダー・宮下馨は、付き合っていた男が独身だと嘘をついていたと知り、一方的に別れ話を突き付ける。だがその夜、酔いつぶれた馨はなぜか、バーの常連だった笠原省吾という男に抱かれていた。人と深く関わりたくない馨は一夜限りのつもりだったが、笠原はその後もバーに現れる。どこか正体不明の笠原に反発しながらも、その後も関係は続き…。
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『コイビト』
挿絵 : 花本安嗣様|白泉社 花丸文庫|1999
ひとつのドアベル。それが菅谷僚平の運命を大きく変えた。開いたドアの向こうに立っていたのは、3年前に別れた高階とその妻であり僚平の義姉であるいずみ、そしてふたりの子供の翔太の3人だった。僚平と3人の同居生活が始まる。すでに高階との関係は過去のものになっていたはずなのに、彼は僚平にあれこれと手を出してくる。だが、僚平には既に左右田という相手がいた。はたしてこの行方は…。
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帰る場所
挿絵 : 花本安嗣様|白泉社 花丸ノベルズ|1997  文庫化
室瀬玲一は、死んだ姉の形見である喫茶店を経営しながら姪の桃子を育てている。
ある朝、玲一は店の前で行き倒れになっていた男・西崎を拾うのだが、七年前から行方不明になっている桃子の父親を彷彿させ、いい印象を持てなかった。
そして、次々と起こるアクシデントの最中で玲一が知った西崎の意外な素性とは…。
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