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きみの背中を見ている
挿絵 : あさとえいり様|大洋図書 shynovels|2007/03
ずっと好きだった親友の結婚式の日、嶋津一哉は、酔った勢いで見知らぬ男と一夜をともにしてしまう。夢だと思いたい。けれど肌に残る痕がなによりの証拠だった――
数か月後、一哉はある事情から親友の弟・西藤成章と同居することになる。成章は一哉がどんなに素っ気ない態度を見せても懐いてきて一哉のペースを乱す。そんな成章にいつしか一哉も心を許すようになっていった。だが、ある日、成章の背中に見覚えのある傷痕を見つけてしまい!? |
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男には抱かれるが妻子持ちはお断りという美貌のバーテンダー・宮下馨は、付き合っていた男が独身だと嘘をついていたと知り、一方的に別れ話を突き付ける。だがその夜、酔いつぶれた馨はなぜか、バーの常連だった笠原省吾という男に抱かれていた。人と深く関わりたくない馨は一夜限りのつもりだったが、笠原はその後もバーに現れる。どこか正体不明の笠原に反発しながらも、その後も関係は続き…。
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室瀬玲一は、死んだ姉の形見である喫茶店を経営しながら姪の桃子を育てている。
ある朝、玲一は店の前で行き倒れになっていた男・西崎を拾うのだが、七年前から行方不明になっている桃子の父親を彷彿させ、いい印象を持てなかった。 そして、次々と起こるアクシデントの最中で玲一が知った西崎の意外な素性とは…。 |
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