きみの背中を見ている
挿絵 : あさとえいり様|大洋図書 shynovels|2007/03
ずっと好きだった親友の結婚式の日、嶋津一哉は、酔った勢いで見知らぬ男と一夜をともにしてしまう。夢だと思いたい。けれど肌に残る痕がなによりの証拠だった――
数か月後、一哉はある事情から親友の弟・西藤成章と同居することになる。成章は一哉がどんなに素っ気ない態度を見せても懐いてきて一哉のペースを乱す。そんな成章にいつしか一哉も心を許すようになっていった。だが、ある日、成章の背中に見覚えのある傷痕を見つけてしまい!? |
あなたの声を聴きたい
挿絵 : 街子マドカ様|幻冬舎コミックス ルチル文庫|2006/11 訳あって中1から祖母と暮らしていた中里亨は、祖母を亡くし一人暮らしの大学生。ある日、宅配バイトの配送先の家で悲鳴を聞き駆けつけたところを、帰宅した早見貴之に早見の祖母・春梅を襲ったと誤解される。春梅の話から誤解も解け、亨は春梅に頼まれ家に通うことに。次第に早見に惹かれ戸惑う亨は、思わず酷いことを言ってしまい…。
スピンオフ [ 本当のことは言えない ]
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名前のない関係
挿絵 : 夢花李様|白泉社 花丸ノベルズ|2003 文庫化
男には抱かれるが妻子持ちはお断りという美貌のバーテンダー・宮下馨は、付き合っていた男が独身だと嘘をついていたと知り、一方的に別れ話を突き付ける。だがその夜、酔いつぶれた馨はなぜか、バーの常連だった笠原省吾という男に抱かれていた。人と深く関わりたくない馨は一夜限りのつもりだったが、笠原はその後もバーに現れる。どこか正体不明の笠原に反発しながらも、その後も関係は続き…。
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帰る場所
挿絵 : 花本安嗣様|白泉社 花丸ノベルズ|1997 文庫化
室瀬玲一は、死んだ姉の形見である喫茶店を経営しながら姪の桃子を育てている。
ある朝、玲一は店の前で行き倒れになっていた男・西崎を拾うのだが、七年前から行方不明になっている桃子の父親を彷彿させ、いい印象を持てなかった。 そして、次々と起こるアクシデントの最中で玲一が知った西崎の意外な素性とは…。 |